オカメインコのプロブリーダー 松川飼育センターのHPです

   

 

松川飼育センターが、35年のキャリアと
300つがいの繁殖経験をもとに作ったHPです。




 


白文鳥発祥地 記念碑 又八神明社境内

江戸時代の初め頃、この地区は一面葦原で、犬山藩成瀬家が鷹狩りをした鷹場てあった。その後、その家来の大島又八郎らが、寛永17年(1640年)にこの地を開発したことから、その名をとって又八新田と名付けられた。 町の特産である白文鳥の発祥地としても知られる。その歴史は古く、江戸時代の終わり頃、この地に稼いできた女性が桜文鳥を携えてきたことに始まる。その後、明治になって突然変異で真っ白な文鳥が生まれ、白文鳥の特産地として今日まで発展した。又八神明社境内には、(白文鳥発祥地)の記念碑が建てられている。


文鳥の電話ボックス 国道1号線沿い



文鳥村の玄関口の近鉄名古屋線の佐古木駅
(真中の図柄は、文鳥、金魚)



中央の小屋が文鳥の繁殖用の建物です。
   大島義春宅

文鳥の餌は粟ですが、外稗やキビを配合したものでも結構です。その他には、青菜やカキガラを与えます。
冬の寒い時でも水浴びするので、毎朝水鉢には清水を入れ、室外へ長時間さらすことはさけて下さい。


禽舎内の繁殖箱です
ここは約700箱の規模で繁殖しています。






巣立ちした種鳥。

鳥が衰弱したときとか、抱卵期のときに玉子巻(米1.5キロに鶏卵5個)の割合を与えましょう。羽虫のわかないよう糞の掃除を時々する事、蛇やネズミの外敵が入らぬように注意して下さい。文鳥は可愛いい姿をかん賞する小鳥ですが、♂はきれいな声でさえずりますので、♀と見分けられます。


繁殖を終えて休息中。


 

文鳥は毎年秋の彼岸と春の彼岸にかけて巣引きをしますので、8月末雄雌一組を選び飼育箱の中に入れてやりますと、9月頃に7個位の卵を生みます。この中には無精卵も混りますので孵化する時は、平均4個位になるのが普通です。産卵期の注意としては、鶏卵を割った中に白米をつけ、これを干して餌としたものを雛がかえるまで与えて、精力をつけさせるのが秘決とされております。
抱卵約20日間で孵化しますが、生後20日位で親鳥から離し、餌はムキ粟を玉子と練り合せて、小さな竹べらかスプーンで1日4~6回サシエを与えます。
雛はよく慣れて、愛情を込めて育てますと、名前を呼べば飛んできたり、飼主の肩や手にとまり、口移しに餌を食べ(手乗り文鳥)として育ちます。